モチベーションが維持できない原因とその対策

勉強法
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みなさんこんにちは、R9です!

中高生のみなさんの中でこういった経験ありませんか?

「今日」

<strong>生徒</strong>
生徒

明日から勉強頑張る!

「明日」

<strong>生徒</strong>
生徒

今週末時間あるからそこで勉強しよっかな〜

「今週末」

<strong>生徒</strong>
生徒

結局全然勉強できなかった…

学校の定期テスト返却直後などは感情がたかぶりますよね。

次は絶対今回よりもいい点取る!って。

でもなかなかその気持ちって長続きしないんです。

そこで今回はモチベーションの維持について詳しく説明していきます。

三日坊主という言葉があるように、物事を続けるのって難しいですよね。

ということで、モチベーションが維持できない原因とその対策を解説します。

この記事を読めば、勉強はもちろん、さまざまなことに対してもモチベーションを維持させることができるようになります!

それでは見ていきましょう!

モチベーションが維持できない原因

結論から言うと、人間の感情は放っておくと消えるものだからです

例えば、ある映画に感動して泣きました。

その日は感動の余韻が残っているでしょう。

でも2,3日後にはその感動はほとんど消えていませんか?

定期テストでも同じです。

中間テストが終わって返却された後、結果が思ったより良くなかった。

その際、感情が高揚してこう決意します。

<strong>生徒</strong>
生徒

次の期末は今回よりもいい点取る!

そして1週間後にはいつもの生活に戻ってしまっている。

他にもさまざまな場面で感情が高揚することがありますが、時間が経つと消えてしまいます。

実は感情が消えてしまう原因に現状維持メカニズム」というものが関与しているんです

現状維持メカニズムとは?

現状維持メカニズムとは、現在の自分を維持しようとする心の働きのことです

実はみなさんにはもう一つの心というものがあります
(なんかすごく宗教的な言い方になってしまっていますが、違いますよ笑)

例えば、痩せたくてダイエットしようと思っても、つい食べてしまう。

勉強しなきゃいけないけど、なかなか机に向かうことができないなど。

自分の思いとは反対に動く心に心当たりありませんか?

それがみなさんのもう一つの心です。

それを潜在意識と呼びます。

感情が続かずに消えてしまう真の理由はここにあるんです。

感情が高揚すると、現状を変えようと決心しますよね。

そこで、潜在意識が急激な環境の変化から守るために、現状を維持しようとブレーキをかけてくるんです

英語が苦手な人は、無意識のうちに英語が苦手な自分を維持しようとしているというような感じです。

この潜在意識をコントロールすることによって高揚した感情を定着させ、モチベーションを維持することができるようになります。

モチベーションを維持させる方法(対策)

ではその潜在意識をコントロールして、モチベーションを維持させるためにはどうすればいいか。

ここでは以下の3つを紹介します。

モチベーションを維持する方法

  1. 潜在意識を、新しい自分に徐々に慣らしていく
  2. 感情を行動に変える
  3. 今できることだけを考え、それを実行する

それぞれ詳しく見ていきましょう!

潜在意識を、新しい自分に徐々に慣らしていく

自分を変えようと行動する時、スタートはできるだけ丁寧にゆっくりとやり、潜在意識を新しい自分に少しずつ慣らしていきましょう

急激に変わろうとするとやるべきことも多く、大変なのでモチベーションも下がりやすくなってしまいます。

そうすると急激な環境の変化から守ろうと、潜在意識が現状を維持しようとしてくるわけですね。

例えば英語の勉強について考えてみましょう。

英語が苦手という現状の自分を変えたくて、まずは英単語をもっと覚えていきたいと決意する。

早く英語ができるようになりたいので、1日50個覚えることを計画する。

1週間やってみたがなかなかうまく覚えられず、予定より遅れ始める。

その遅れがどんどん蓄積して、最終的には諦めてしまう。

これがモチベーションが下がる一連の流れです。

この状態にならないためにはこうしましょう。

英語が苦手という現状の自分を変えたくて、まずは英単語をもっと覚えていきたいと決意する。

他の教科の勉強もあるので、まずは1日10個覚えられればよしとする。

少し余裕があるので、その英単語が例文の中でどのように使われているか調べてみる。

動詞であれば、過去形や過去分詞形も調べてみる。

そうすることによって理解が深まって、英語ができる自分というのを想像できるようになる。

結果的には、潜在意識が英単語を覚えられる自分に慣れていきます。

何事も最初が肝心で、一番大変なものです。

ゆえに、最初はゆっくりと丁寧に進めていって、潜在意識を新しい自分に慣らしていってあげましょう。

感情を行動に変える

感情が高揚したら、その感情が消えないうちにその場で行動に変えてみましょう

感情は基本的には他の何か・誰かによって動かされるものです。

つまり受動的なものなわけです。

受動的というのは与えられたわけですから、自分の意思による行いではないということになりますよね。

とすると、他から与えられないと動かないということになります

その状態で、他からしばらく与えられなかったらその分動かないわけですから、高揚した感情はそのうち消えてしまいます。

これを解決するためには、高揚した感情を行動に変えることによって、受動的から能動的にしていく必要があります

つまり、与えられた感情を自ら動かし続け能動的、高揚した感情を定着させることが大切です

これ、勉強における復習の大切さと偶然にも同じように見えますね!

例えば、普段何気なく見ているインスタで、効率的な漢字の覚え方という投稿を見て「これいいな!」と思ったとする。

そこであなたが何もしなければその高揚した感情はそのうち消えていってしまいます。

その高揚した感情を定着させるためには、その日の夜に試してみるというように、すぐに行動に変えることが大切です。

僕の前回の集中力についての記事を読んでくれたそこのあなた。

まずはありがとうございます。

そして、もう一つ。

その時に高揚した感情をすぐに行動に変えましたか?

まだ遅くありません、もう一度読んですぐに行動に変えてみましょう。

集中力が続かない5つの原因と集中力を高める方法
そこで今回は集中力が続かない原因と集中力を高める方法を解説していきます。

特に感情は高揚しませんでしたという方、それは、、申し訳ないです。(笑)

今できることだけを考え、それを実行する

どんな状況でも、今できることだけを考えて、それを実行しましょう

よくこういうことを言ってしまっていませんか?

<strong>生徒A</strong>
生徒A

英単語知ら”ない”から解け”ない”

<strong>生徒B</strong>
生徒B

計算能力が”ない”からミスが減ら”ない”

潜在意識は、ないもの“が理解できません

考えてみれば当たり前です。

英単語を知らないと言ったところで、ないものはないんです。

それ以上でもそれ以下でもなく、特に意味のない発言ということになります。

計算能力も同様ですね。

ではどうすればいいのかというと、何ならできるのか“を考えてください

「英単語を知らないから解けない」→「この英単語を覚えておけば解けるのか」

「計算能力がないからミスが減らない」→「計算練習をしてミスの癖に気づけば計算能力は上がりそうだ」

こう捉え方を変えるだけで、潜在意識は解決策を探してくれるようになります。

あとはそれを行動に移していくだけです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

人間のモチベーションって意外と奥が深いですよね。

この記事を読んで「なるほど〜」で終わってしまうのか、「なるほど、今日からできることをやってみよう」と思えるのか。

高揚した感情は放っておくとそのうち消えてしまいます。

この記事を読んでくれた時間を有用なものにするためにも、感情は行動に変えてください。

もう一度本記事の内容をまとめます。

まとめ

  • モチベーションが維持できない理由は、人間の感情は放っておくと消えるものだから
  • 現状維持メカニズムとは、現在の自分を維持しようとする心の働きのこと
  • もう一つの心である潜在意識が、急激に変わろうとする自分にブレーキをかけてくる
  • 対策として、ゆっくりと丁寧に変わり始めることで潜在意識を新しい自分に慣らしていく
  • 他に、「感情を行動に変える」「今できることだけを考え、それを実行する」が有効。

勉強だけでなく、人生のさまざまな局面でも活きてくる考え方ですので、定着させていきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございます。

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